ANSYS Fluentの操作を自動化する

シミュレーション

ANSYS Studentの製品群の一つである流体解析ソフトウェアFluentの操作を自動化するための、ジャーナル機能を使ってみましたので、その操作を示します。

そもそも、Fluentの自動化には、TUIコマンドとジャーナルファイルによる自動化があります。

ジャーナルファイルに保存する方法は、GUI操作で押したボタンの名前を記憶するなどの、どちらかというとアナログな方法です。ですが、操作を記憶させるだけなので初歩としては使いやすいため、まずはジャーナルから始めてみるのが良いと思います。

ジャーナルファイルの保存

File > Write > Start Journal で、ファイルの書き出しを行います。

ファイル名を入力します。

Error: sopenoutputfile: unable to open file for output
Error Object: “C:/Program Files/ANSYS Inc/ANSYS Student/v211/fluent/ntbin/win64/journal”

上記のようなエラーが出る場合は、保存先をインストールディレクトリのProgramFilesではなく、マイドキュメントなどに変更すると保存できるようになります。

保存が完了したら、記録したいGUI操作を行います。

たとえば、計算したい.casファイルを読み込んで計算条件を書き換える、などです。

操作が完了したら、File > Write > Stop Journalを選択し、ジャーナルファイルへの書き込みを終了します。

保存したジャーナルファイルをテキスト形式で表示したものがこちらです。

Schemeというプログラミング言語で記載されています。

ファイルを開いて、GUIのボタンをいくつか押下する操作をコマンド化するとこのようになります。

ジャーナルファイルの実行

保存したジャーナルファイルの操作を実行する際には、Read > Journalで

先ほど保存したジャーナルファイルを選択します。(ファイル形式をAll Fileに変更しておかないと、拡張子なしのファイルは表示されません)

このファイルを読み込むと、先ほど保存した操作と同じ動作が実行されます。

ジャーナルファイル書き出しは簡単ですが、Fluentのバージョンや動作環境が変わるとジャーナルが動かないことが(たまに)起こります。

時には、モニタを買い替えただけでも、解像度が変わって動作がうまくいかないなどもあります。

今後しっかり自動化を進めたいのであれば、FluentのTUIコマンド操作を覚えるのが得策と思います。

Images used courtesy of ANSYS, Inc.

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