昨今の生成AIの進化はすさまじく、これらを活用すればなんでもできるように感じます。
今回は、生成AIを組み合わせて、架空の人物が「AIの将来」をしゃべる動画を作りました。
成果物
この動画、すべてAIが生成しています。
- 人物:AIが生成(実在しない)
- 台本:AIが生成(テーマだけ与える)
- 音楽:AIが生成(台本から生成)
- 動画:AIが生成(画像と台本から生成)
ツールには、starryai、ChatGPT、Mubert、D-IDを組み合わせて使っています。すべてwebベースで使えるもので、無料です。
starryai
Starryaiは、画像生成のAIです。
今回使ったのは、以下のようなプロンプトで生成した画像です。(このプロンプトも、ラテン超方格法を擬人化するとどんな感じか?をChatGPTに質問して書かせたものです)
Japanese Girl White Blouse And Brown Skirt Long Hair Lightly Curled Gold Hoop Earrings Brown Green Flexible Thinking, Good At Creating New Ideas
全然ジャパニーズガールっぽくないですが、まあいいでしょう。
ちなみに、毎日ログインすると5クレジット取得でき、5種類のプロンプトで画像を作成できます。スマホアプリでもログインすると、別途5クレジットが付与されます。
ChatGPT
ChatGPTです。社会現象になっていることもあり、説明するまでもないかもしれませんが、対話型でテキストを生成するAIです。
生成系AIは今後どう発展していくと思いますか?
200文字くらいで簡潔に教えて
今後の生成系AIの発展は、より高度な自然言語理解、多様なタスクへの適応力、倫理的・安全性の向上に焦点が当てられるでしょう。また、シンボリックAIとの融合や、データ効率の向上を目指す研究が進みます。さらに、リアルタイムでの対話やマルチモーダルな入出力を実現する技術が発展し、広範な産業や日常生活においてもAIとの協働が一般的になることが予想されます。最後に、国際的な規制やガイドラインが整備され、AI技術の健全な発展が促されることでしょう。
Starryaiで生成した人物に、この文章を読ませる動画を作ります。
Mubert
音楽を無料で生成できるツールです。動画にバックミュージックを付けるために、以下のようなプロンプトで音楽を生成してみます。
Future developments in generative AI will focus on more advanced natural language understanding, adaptability to diverse tasks, and ethical and safety improvements.(今後の生成系AIの発展は、より高度な自然言語理解、多様なタスクへの適応力、倫理的・安全性の向上に焦点が当てられるでしょう。)
完成した音楽は以下の通りです。(音が流れます)
こういったフリー音源が、無限に生成できる時代になっています。
D-ID
D-IDは、人物の画像から、しゃべる動画を作成することができる生成系AIです。
14日間、5分までの動画を無料作って試すことができます。
使い方は極めて簡単で、静止画を選択して話したい台本を入力、言語を選択すれば完成です。
生成系AIを全部組み合わせると
starryai、ChatGPT、Mubert、D-IDを全て組み合わせると、簡単に以下のような動画を作成できます。
用意した原稿を読み上げるだけの動画であれば、もはやすべて生成系AIで完結します。
しかも、特別なスキルが無くても、テキストベースでこのような動画が作れてしまうことを考えると、今後Youtubeに投稿される動画は、どんどんAIに置き換えられていきそうです。
Windowsの動画編集
clipChampという動画編集ソフトが、Windowsに標準で搭載されています。Microsoftが買収した動画編集ソフトがそのまま標準機能となったようです。
簡単な動画編集であれば、Adobe premium proなどの高価なツールを使わなくても編集ができます。便利な時代ですね。
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