本ブログの記事作成に当たり、気を付けていることを書き残しておきます。(筆者自身がブログ記事の品質を担保するための指針・チェック用でもある)
執筆の流れ
- テーマの決定
記事のテーマは、その日読んだ新聞や仕事中に気になったことなどです。戦略的にブログを育てるというより、突発的な疑問を解消する記事を書きます。
(ブログが伸びることを考えれば、アクセスが集まりそうな記事や、長く読まれる記事を書くべきとわかっているのですが、それよりも知的好奇心が勝ってしまいます)
- 読者の疑問の決定
読者とありますが、基本的に自分自身の疑問を調査しています。
- マインドマップで目次作成
マインドマップは便利です。私はX mindなるツールを使っています。無料です。
- 目次の疑問を解消する情報を集める
情報収集をします。主にweb検索ですが、まとまったテーマであれば書籍を買ってきたりします。情報源はこの記事に記載してあります。検索しながら、図表も集めたり作成したりします。
- 下書きの作成
目次は決まっているので、目次の疑問を解決する文章を書きます。GPT-4かGPT-3で下書きをします。マインドマップを元にGPTに下書きをしてもらい、ワードプレスに貼り付けます。
- 加筆・修正
GPTの文章は読みにくいことも多いので、加筆修正します。「これにより」とか「可能にするものです」みたいな冗長表現が多いので、下書きが結局ほとんど残っていないことが多いです。
- 画像・図解・表の準備
必要な図や表、イラストなどをつくります。グラフや表はGPT4で作成します。この点はかなり役に立ちます。イラストもDALLEで作ることもありますが、イメージよりも実物の画像や写真を使う事が大半です。
- 体裁の調整
ある程度完成に近づいたら、公開します。公開後読んでみて、気になるところを微修正します。(公開する前に調整しないのは、8割の完成度でとりあえず公開してしまうことを目指しているためです)
この一連の流れをすべて実施して、2000文字程度のブログ記事にするのに2時間程度を要します。新しい分野について学ぶときは更に倍の時間がかかることもあります。
記事作成で心がけている事
記事作成で気を付けているのは以下の点です。
- 比較する
- グラフ・表・図を用いてビジュアルで示す
- 重要な点は太字・囲う
- スマホでも読んでみる
順に説明します。
比較する
データ分析は比較です。慶應義塾大学環境情報学部の安宅和人さんは、SFCの公開授業で「分析とは何か?」という講義で以下のように述べています。
「日本語の特徴」って、日本語だけ研究していえる人なんかいないでしょ? ちゃんと中国語なり韓国語なりみたいな、隣の近くにある国と比べ、さらに英語とかフランス語とかみたいな欧州のかなり離れた地域の言葉と比べることによって、初めて日本語ってわかるわけじゃないですか?そうですよね?日本人ってのは何ですか、っていうのも同じじゃないですか。だから比べないで何かを語ることは無理なんですよ。 これが実は分析の肝中の肝です。
安宅和人
あるトピックを調べるのであれば、ほかのトピックも調べて比較することが重要です。
グラフ・表・図を用いてビジュアルで示す
ブログの基本として、文字が多すぎるブログは読まれません。ひとつのトピックに図表は最低1つは置くようにして、絵を見て文章をある程度想像できるようにします。
GPT4のデータ分析機能を使えば、Pythonで実現できるグラフ表現はあらかた実現できます。ソースになる情報をcsvなどで入手してGPT4でデータを加工、グラフ化、画像をダウンロードして、ブログに貼り付けるだけでOKです。
重要な点は太字・囲う
情報が整理されているほど、読みやすくなります。何が言いたいかを最初に示す方法として、白抜ボックスと箇条書きによる提示をよく用います。
- 重要な項目
- 重要な項目
こんな感じです。本文中の大事な事柄は太字にすることで、文章全てを読まなくてもそのセクションで何が言いたいのかを分かりやすくします。
付箋ボックス(この文章が書いてあるようなボックス)もよく使います。特に、筆者自身の意見や参考となりそうな情報を追記する際によく用います。背景色がグレーに変わって読みやすいこともあり、ブログにあとから書き足した情報などはこの付箋ボックスで書かれることが多いです
スマホでも読んでみる
当ブログのアクセスは、その6割がPCからのアクセスです。おそらく、業務中に気になる方が検索してたどり着かれるのだと想像します。アクセスの主流がPCであるため、
記事もPCでのチェックと読み直しをしますが、スマホのユーザも35%いることを忘れないようにしたいところです。当サイトのグラフは文字が小さい場合も多々あり、画像も横長のものを好んで使うため、スマホでは読みにくい場合があります。
まとめ
品質の高い記事1つ1つが、サイトが必要とされる源泉でもあります。
高い基準とこだわりを持って記事を書いていますが、誤ったことを書いてしまうこともあります。極力質の高い記事を生産できるように、定期的に見返して書き続けたいと思います。
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