私は今、EVの購入を検討している。
今乗っている車両の燃費をざっと計算してみると、5.6km/L程度であったこと、そして昨日給油した際のガソリン価格が150円/L(ハイオク)であったためだ。
そこで、自技会の年報を引っ張り出して来て、EVが今どの程度普及しているのかを見てみた。
EV普及状況
上の図は、2015年時点での日本国内でのEV普及台数が8万台を超えたとするもの。
(出典:次世代自動車振興センター調査)
順調に増えているという印象。
EV保有台数(世界)
ちなみに、世界的に見ればEV保有台数は3番目だとか。
(出典:経済産業省レポート)
中国の成長が著しく、このままいけば2017年末には中国がEV保有台数1位となるのは間違いなさそう。
選択肢は?
2016年に国内販売されていた主要なEVの諸元
2016年に販売されていたEVの一覧がこちら(自技会年報の資料より)。
自家用車として使えるものとなると、日産LEAFかBMW i3。
※LEAFは新型が2017年に発売されているが、上の資料は2016年時点のもののため情報が古い。
航続距離は?
EV航続距離
上のグラフは、各メーカーのEVの航続距離をまとめたもの。
(出典はネットの記事を参照したため正確な値であるかは不明)。
最大航続距離は230km前後(東京-浜松間=230km)とみるのが良いか(発電用エンジンを搭載したレンジエクステンダーでは300kmくらいは走れるようだが、本末転倒感が否めないので無視)。
“最大航続”は、おそらく”エアコンやらの機能をそれほど使わない場合”の話であろうから、現実には3割減くらいを想定し、160km(東京-静岡=170km)と考えるべきかもしれない。
つまり、EVは
フル充電で東京から静岡までギリギリたどり着ける
という話。
何かの雑誌で、新型LEAFで東京から伊勢神宮まで行ったようなレポートを読んだ事があるので、ブレーキによる回生で充電すればもっと走れるのかもしれない。
しかし、充電がなくなるスリルドライブを楽しむ余裕のない私は、EVでの長旅には向かない気がする。
燃費比較
燃費比較
私が現在所有しているBMW 320iと、その他の車種の燃費を比較したものがこちら。
※通勤往復50km×20日
※ハイオク135円/L 軽油105円/L ガソリン125円/L
※電力単価は30円/kwh
ランニングコストが驚異的に安い。
ここがEVの一番の魅力。
結論
まだ十分な航続距離がないEVは、購入にはまだ早い印象。
ただ、燃費(電費)の安さは目を見張るものがある。
幸い、次の車検までは1年以上あるため、それまでじっくり考えたい。
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