自動車業界 車両まるまるデジタルツイン 自技会のシンポジウムで面白い講演を聞いたのでメモ。 車一台をCTスキャンしデータ化する試みが行われている。 フラウンフォーファーのCT装置 独・フラウンフォーファーで超大型X線CT装置が2013年から稼働している。 3DでAudiA1を全て撮像し... 自動車業界
自動車業界 プロロジウムテクノロジー(輝能科技)の全固体電池は何が凄いのか 台湾の全固体電池メーカー、プロロジウムテクノロジー(輝能科技)は、全固体電池開発を手掛けるベンチャー企業の一つ。 近年、大規模な資金調達を実現し、新興自動車メーカーと手を組む、量産設備投資を行うなど成長著しい。 プロロジウム・テクノロジー(ProLogium... 自動車業界
技術系読みもの QuantumScapeの全固体電池は何が凄いのか。他社全固体電池と比較 米・ベンチャー企業、QuantumScapeは2020年末、同社の全固体電池の性能評価結果を公表した。 その結果からは、驚異的な性能が垣間見える。 他社の全固体電池や、液系の現行リチウムイオン電池と比較して紹介する。 QuantumScapeの全固体電... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの NIOの全固体電池の性能は?パナソニック、CATL、トヨタの電池と比較 中国の自動車メーカーNIOは、2022年末から2023年前半にかけて、NIO ET7に全固体電池を搭載すると発表した。 NIOの全固体電池の性能はいかほどなのか、QuantamScapeやトヨタの全固体電池と比較して何が違うのか、などを解説する。 NIOの全... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの CATLのリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)とは何が凄いのか。全固体電池などと比較 中国最大の電池メーカーCATLはリン酸鉄リチウム電池の生産で世界的に圧倒的なシェアを握っており、普及に全力を挙げている。 このリン酸鉄リチウムイオン電池とは何か。 簡単に言うと、ニッケルやコバルトなどの高価な素材の代わりに、鉄とリン酸を使用した廉価版リチウムイオン電... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの トヨタのバイポーラ型ニッケル水素電池は何が凄いのか、リチウムイオン電池・全固体電池と比較 2021年式アクアに搭載されるバイポーラ型ニッケル水素電池。 これまでトヨタのハイブリッド車に用いられてきたニッケル水素電池と何が異なるのか、リチウムイオン電池と比較して良いのか悪いのか、全固体電池との違いは何か、など疑問が沸き上がる。 言葉を選ばず簡単に言... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの CATLのナトリウムイオン電池とは何が凄いのか。Liイオン電池、全固体電池と比較 CATLとしてよく知られているContemporaryAmperex Technology Co.、Limitedは、中国の寧徳に本社を置く世界的なエネルギーソリューション企業。 市場の30%を獲得しており、リチウムイオン電池をテスラやヒュンダイを含む世界中のEV自動車メ... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの リチウムイオンバッテリー関連市場は今後どうなる? リチウムイオン電池関連が投資家に注目されていると報道されている。 電池の今後のトレンドに興味を持って頂いた方の参考になるよう、私が昨年から情報収集してツイートしていた内容を簡単にまとめておく。 ※この記事はある程度「電池」の事をご存じの方向けに書かれてい... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの 結局、エンジン車は無くなるのか 「エンジン車が無くなる」「EVに置き換わる」と言われ続けて久しい。 実際、エンジン車はなくなるのか。私見を述べる。 「内燃機関が無くなる」と言い始めたのは誰か 内燃機関エンジン(ICE)搭載車がなくなる、と囁かれ始めたのは2010年代中盤頃だ。 ... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの なぜ日本のモノづくりが衰退してしまったのか 金沢大学学長、山崎氏は、日本機械学会誌201712月で、「日本機械学会の学術研究活動について最近感じる事」 として下記のような私見を述べている。 バブル崩壊以来、なぜ日本のモノづくりが衰退してしまったのか?生活水準が向上して物が溢れ、情報通信技術の発展、普及も手伝って、製... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの 燃料電池自動車(FCEV)が普及しない2つのシンプルな理由 水素で発電し走る燃料電池車(FCEV)、実際のところ普及するのだろうか。 FCEVの代表的車種であるMIRIAの新型が発表された当初、デザインが非常に魅力的で「これは!!」と期待に胸を膨らませた。航続距離も伸び、機能も充実、燃料電池自動車の普及が大きく進むのではないかと期... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの 米国における全固体電池開発のプレゼンス 全固体電池開発競争が加速している。全固体電池含めた次世代電池の材料開発は日本のお家芸であるが、近年アメリカ(米国)の全固体電池研究の成果が報告されている。 研究成果は大学から発表されることが多く、メーカーがどのようなプレゼンスをもっているかは把握しにくい。 今回、米... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの EVが一番普及しているのはどの国? EVに関する情報収集をしていると、「ノルウェーが最もEVが普及している」という記事を読んだ。本当だろうか。 これは、自動車登録数に占めるEVの割合である。ノルウェーの自動車のうちEVは28.8%と、日本の0.4%と比較しても飛びぬけている事がわかる。 なぜノ... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの 自動運転用LiDAR開発 先行しているメーカーは? 自動運転実現のネックと言われているのが、 センシング技術 「LiDAR(ライ ダー)」。 レーザーを照射し散乱光を測定、 対象までの距離や性質を分析するもので、 自動運転における周囲の車両や物体を認識する 「目」 としての機能を果たすもの。 「LiDARの小型化」が自家用... 技術系読みもの自動車業界
自動車業界 トヨタのC-HR EV、ガソリン車との違いは?全固体電池は? トヨタ初の本格量産EVが上海モーターショーでお披露目となった。コンセプトカーではなく、2020年に中国向けに発売する市販車。 「EVで後れを取っている」と散々言われ続けたトヨタが、巻き返し図るためのEV市販車をついに発表した。 公開されたのはC-HRのEVモデル。... 自動車業界
技術系読みもの 米国で躍進する全固体電池ベンチャーとは? 全固体電池のプレイヤーは多い。特に、投資体力のある大企業が特許の多くを握っており、トヨタ自動車やサムスン電子がグローバルで先行している。 一方で、自動車OEMなどの出資を受けて全固体電池の開発を担うベンチャー企業も多く存在し、その規模は既にベンチャーと呼ぶべきもの... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの 2040年、自動運転車時代にメーカーが生き残るために 現在、各社がこぞって自動運転車の研究開発を続けている。 様々な課題はあるものの、自動運転がいずれ実現するという見方は強い。マッキンゼーのレポートでも、自動運転は2020年代の前半から徐々に普及し、2030年時点で約15%、2040年には90%に達するとされている。つまり、... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの EVがガソリン車に追いつくのは2035年 EVの普及が進むといわれている昨今。実際のところ、今後EVはどの程度普及するのだろうか。 自動車関連に従事している方は「EV化が進むと自分の仕事がなくなるかもしれない」という危機感から、関心の高いテーマでもあると思う。今後、自動車のパワートレーンのトレンドがどのように移り... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの 将来の自動車業界構造 乗用車の電動化、自動運転技術の普及が進む中、今後の自動車業界がどのような形になるのか、ボストンコンサルティンググループ(以下BCG)が予想している。 これまでの ・完成車メーカー・部品メーカー(ティア1)・部品メーカー(ティア2) といった下請け構造の更に上に... 技術系読みもの自動車業界
技術系読みもの 排ガス規制の歴史 2015年、排ガス規制を逃れるためにVWが不正ソフトを使用している事が判明し、厳罰に処され話題になった。当時、販売台数で世界首位となり絶好調だったVWに対する「見せしめ的な仕打ち」だったように筆者には写っている。自動車業界では往々にして、出る杭は打たれるのである。 ただ、... 技術系読みもの自動車業界