Montenegro Hasimoto

自動車業界

世界各国での「EV充電規格」の分類と今後の見通し

EVの普及には、充電インフラの整備が欠かせません。世界各国では、異なるコネクター規格が存在し、それぞれの地域での充電方法が異なっています。では、具体的にどのような規格が使われているのでしょうか。 この記事では、世界各国で用いられる代表的な充電規格と、今後の規格シェアの見通...
日本

業界関係者がジャパンモビリティショーで見るべき企業展示まとめ

東京国際展示場にて、ジャパンモビリティショー(JMS)が開催されています。筆者も自動車業界で働くものとして、とても楽しみにしていたJMSに行ってきました。 この記事では、自動車業界の関係者が考える「見るべき企業展示」を紹介します。技術的観点から見ておいて損はない展示を、電...
IC(統合回路)

半導体「製造装置」シェアの企業ランキングTOP10

半導体製造装置は、半導体業界において重要な役割を担います。製造業においては、製造装置は生産の要であり、製造装置で高いシェアを持つ企業は、装置の性能や耐久性、価格、サポート体制が強い企業であると判断できます。 本稿では、半導体製造装置について、世界シェアTOP10を紹介しま...
次世代電池

【SEVB】Sunwoda(サンオーダ)のナトリウムイオン電池と全固体電池

Sunwoda(サンオーダ)は、車載用電池事業としてSEVBブランドを展開しています。サンオーダはリチウムイオン電池を主要な商品として展開していますが、将来電池にあたるナトリウムイオン電池や全固体電池の開発も進めています。 この記事では、サンオーダのナトリウムイオン電池の...
日本

EV普及の4つの課題:日本の充電インフラ問題は解決するか?

EVの普及が進むといわれている昨今。実際のところ、今後EVはどの程度普及するのか。自動車関連に従事している人間には「EV化が進むと自分の仕事がなくなるかもしれない」という危機感から、関心の高いテーマでもあります。 今後、自動車のパワートレーンのトレンドがどのように移り変わ...
中国

スマホ製造の王者・ホンハイが進めるEV戦略「HIM(Mobility in Harmony)」とは?

スマホ製造の大手、鴻海(ホンハイ)がEV事業に進出してきています。 鴻海のEV量産向け開発プラットフォームMIHの展開が始まっており、元日産のCOOで、日本電産の前社長である関氏が、鴻海のEV戦略トップに就任するなど、新事業への移行が進んでいます。 本稿では、台湾の...
パワー半導体

SiC技術に全振りするウルフスピード(Wolfspeed)に未来はあるか?

ウルフスピードは、35年以上にわたりSiCのウェハと高品質のパワーデバイスを製造してきた企業です。主流のシリコンの「次の一手」となるSiCに集中的に投資を回してきたウルフスピードは、電気自動車市場での需要の増加に応えるため、SiC関連への設備投資を積極的に行っています。 ...
パワー半導体

オン・セミコンダクターのSiCパワー半導体の成長を予測する

オン・セミコンダクター(ON Semiconductor)はアリゾナ州に本社を置く半導体メーカーです。電気自動車の電力制御に用いられるインバータ用に、炭化ケイ素(SiC)という次世代のパワー半導体素子を開発しています。 SiCは従来のシリコンに比べて優れた特性を持ち、電力...
中国

NETAブランドを展開する中国EV新興「Hozon Auto(合衆新能源汽車)」の実力は?

Hozon Auto(合衆新能源汽車)は中国の新興EVメーカーのひとつです。廉価なEVを販売し、販売台数では中国の新興EVのなかでも目立つ存在となっています。 Hozon Autoの技術力と、その商品性について解説します。 Hozon Auto(合衆新能源汽...
中国

中国新興EV企業「AVATR(アバター)」の実力は?

AVATR Technologyは、中国の新興電気自動車(EV)メーカーであり、その成長と技術の進歩に注目が集まっています。Huaweiと中国電池大手CATLとの提携により、新興企業でありながら非常に高品質な商品を展開しています。 AVATR(アバター)のEVの技術的特徴...
AI・機械学習

【画像65枚】画像生成のDALL-E 3を遊び倒してみた

Open AIが画像生成のDALL-E3を発表しました。ChatGTPの課金版と、Bingブラウザで利用できるとのことで、休日の暇な時間を使って遊び倒してみました。 簡単なプロンプトを入力するだけで、意図したようなイラストや写真がガンガン生成できたので、画像とプロンプトと...
全固体電池

出光興産が全固体電池関連で注目される理由

出光興産が、全固体電池関連として注目されています。その主要因は、同社の開発・生産する硫化物型の固体電解質にあります。 出光興産の固体電解質について、技術的目線から解説をします。 出光興産は全固体電池用の電解質を生産する 石油元売り大手の出光興産...
CAEの考え方

破壊の基準として再注目されている応力三軸度とは

近年、先端材料の開発や、極端な荷重条件に耐える材料設計の必要性から、応力三軸度の研究が再び注目されています。 CAEでは容易に応力計算が可能で、複雑な形状、複雑な荷重条件を考える必要のある場面では、応力三軸度の理解が必要です。 ここでは、応力三軸度の概念と考え方を紹...
全固体電池

Blue Solutionsの全固体電池は何が凄いのか

Blue Solutionsは、フランスのボレログループの子会社であり、「全固体電池製造の最古参」とも言われています。近年では鴻海がBlue Solutionsとの協業を発表、全固体電池を2026-28年に、電動バイク向けに製造するとしています。 Blue Solutio...
中国

注目すべき中国新興EVメーカー3社、生き残るのは?

現在の中国自動車市場では、三つの新興自動車メーカーが競争を繰り広げています。この記事では、新興EV3社について解説し、「どこが生き残るのか」という視点で今後の見通しを考察します。 注目される中国新興3社 中国で躍進する新興自動車メーカーとして、以下3社がよく...
テスラ

今後もテスラはSTマイクロをSiCのサプライヤーに選ぶのか?

テスラは2017年、STマイクロエレクトロニクスのSiCパワーデバイスをモデル3に採用しました。SiCパワーデバイスは、電気モーターの電力変換に用いられるインバータの性能向上に貢献、モデル3の航続距離改善に貢献しました。自動車業界で初めて大々的に採用されたSiC技術は、STマイ...
パワー半導体

SiCパワー半導体の市場シェア企業ランキング

この記事では、SICパワー半導体の市場シェアについて詳しく紹介します。SICパワー半導体は、将来的にシリコンに代わって主役となることが期待されています。さまざまな企業が市場をリードするために様々な取り組みを行っており、その中でも今回は特に注目されている企業の市場シェアをご紹介し...
中国

2023年、Li Autoは中国新興メーカーのなかで頭一つ抜け出した

Li Autoは中国の自動車メーカーで、新興の会社ですが、近年素晴らしい業績を収めています。Li Autoは開発チームに経験豊富なメンバーを迎え、高級なハイブリッド電気SUVを販売しており、EVを販売するNIOやXPENGといった競合他社を販売台数で上回っています。 この...
中国

新興EV企業「シャオペン(小鵬,XPeng)」の技術力と、近年の失速の理由

シャオペンは中国の自動車メーカーであり、テスラやBYDなどのライバルとの競争を繰り広げています。設立からわずか6年で、彼らは中国市場で注目を集める存在となりました。フォルクスワーゲンとの提携など、彼らの成長戦略にはさらなる期待が寄せられています。 一方で、ここ数年で販売台...
車載電池

ホンダ北米初の量産EV「プロローグ」に搭載される電池技術とは?

ホンダとGMのコラボレーションによって生まれた、新たなるEV、2024年初めに北米で発売予定のホンダ・プロローグ。スポーツ用多目的車(SUV)のタイプでありながらも、GMのUltium技術を搭載し、Googleのサービスも活用するなど、先進的かつ魅力的な特徴を持っています。 ...
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