シミュレーション

ANSYS FluentをTUIコマンドで自動化してみた

ANSYS Fluentにて、TUIコマンドを使った自動化をやってみました。 簡単な操作手順と、よく使うコマンドを紹介します。 TUIコマンドとは TUIは、Text User Interfaceの略称で、FluentのGUI操作をコマンドで行うことの...
技術系読みもの

リモートワークでサボらず仕事をするために意識していること

製造業でも、リモートワークが推奨され、家でも仕事をするようになりました。 自制心をもってリモートワークを効率よく行うために、試行錯誤をしてみた結果を紹介したいと思います。 リモートワークの課題 パンデミックで、リモートワークが推奨されるようにな...
シミュレーション

ANSYSで異方性の材料物性を考慮して計算をしてみる

CFRPなどの複合材は、方向によって材料物性が異なります。これを異方性と呼びます。 異方性を持った材料物性は、ANSYSでも設定できるようなので試してみました。 異方性材料とは Effects of shape and misalignment of fibe...
シミュレーション

続:ANSYSを使った多目的最適化 CAEデータ分析の実践的手法

ANSYS workbenchで応答曲面+最適化シミュレーションをしてみたでは、実験計画法で設計探査、応答曲面を作成して、最適解を探す検討を紹介しました。 前回の記事で十分に触れることができなかったのは、得られた結果をどう分析して、技術的に価値のある知見を見つけ出すか、に...
技術系読みもの

自動運転用LiDAR(ライダー)の特許数ランキング2023を調査、先行しているメーカーはどこか?

自動運転実現のネックと言われているのが、 センシング技術 「LiDAR(ライ ダー)」です。 自動運転の"目"となる役割を持ち、LiDAR開発が順調に進む企業は、今後5-10年で成長が見込めます。 今後成長の見込めるLiDAR市場を獲得するのはどの企業なのでしょうか...
技術系読みもの

CATLのスケートボードシャシー(CIIC)とは何か

近年、EVの普及に伴って、スケートボードシャシーの設計手法に注目が集まるようになりました。 中国の大手電池メーカーであるCATLも、シャシーの開発に参入しようとしています。 スケートボードシャシーとは スケートボードシャシーはEV用の部品類を効...
シミュレーション

ANSYSはノートPCでも使えるのか?インストールして計算してみた。

シミュレーション用のソフトウェアANSYS。 このような専門的なソフトウェアは、一般的に、ワークステーションと呼ばれる計算専用PCにインストールして使います。ワークステーションは20万円から、高価なものは100万円を超えます。 一方で、最近はノートPCのスペックも上...
CAE技術者のキャリア

CAE技術者は転職市場で強い、は本当か?

CAE技術者は、転職市場で高く評価される、という話がよく聞こえてきます。 つぶしが効く、スキルがあるから強い、など、抽象的な表現で議論されることが多いですが、実態はどうなのか。 CAEを本業にしている筆者が、実際のところを解説します。 CAE技術者は転...
シミュレーション

ANSYS Fluentで界面の熱抵抗を加味して計算する

ANSYS Fluentにて、物体間の熱抵抗を加味して計算する方法を試してみました。 構造の作成 2つのブロックを重ねた構造を計算対象とします。 上のブロックと下のブロックの間に、界面熱抵抗があるものと考えて計算します。 構造を作...
シミュレーション

Ansys Fluentで自動パラメトリックスタディしてみた

Ansys Fluent内の機能で、パラメトリックスタディ(パラスタ)ができると聞き、試してみました。 とても簡単に設定でき、パラスタが楽になります。 3D構造作成 簡単な流路構造を作ります。 SpaceClaim(ANSYS系のCAD)...
自動車業界

ベトナムで躍進する自動車メーカーVinFast(ビンファスト)は10年後も生き残ることができるか

ベトナム国産自動車メーカーVinfast(ビンファスト)。 Vinfastは、ベトナムの不動産を中心とした投資会社ビングループ(Vingroup)の子会社です。 世界中から優秀な人材を集め、業界を代表するブランドとコラボレーションすることで、この4-5年間で急速にグ...
自動車業界

新卒採用のリクルーターに採用権限はあるのか

新卒採用で現れるリクルータ社員。大企業などでは、無数のリクルータが学生と接触し裏で採用活動を支えています。 普段は研究室にこもってパソコンばかり叩いている私ですが、過去に務めていた大企業で、リクルーターとして新卒採用に関わっていたことがありました。リクルータは人事部の社員...
技術系読みもの

自動運転車が普及すると、車が売れなくなる?

現在、各社がこぞって自動運転車の研究開発を続けています。 様々な課題はあるものの、自動運転がいずれ実現するという見方は強く、マッキンゼー社のレポートでは、自動運転は2020年代の前半から徐々に普及し、2030年時点で約15%、2040年には90%に達するとされています。 ...
技術系読みもの

中国NIOのEVバッテリー交換ステーション技術とは。実態は?所要時間は?

中国の新興EV企業、NIO。 NIOは、バッテリー交換ステーションのサービスを提供しています。 充電する代わりに、電池をまるまる入れ替えようというシンプルな発想です。 NIOとは NIOは、中国の進行EVメーカーです。 中国版テスラ...
自動車業界

ホンダが2024年に発売する燃料電池車(FCV)は売れるのか

ホンダが、2024年に米国で燃料電池自動車(FCV)を発売すると発表しました。 果たして売れるのか、MIRAIとの違いを含め解説します。 車両のベースはCR-V 車両のベースはSUVタイプのCR-Vとなるようです。CR-Vは、米国では人気のある...
技術系読みもの

日産の燃料電池(SOFC)のメタルサポート技術とは何か?性能は?

日産自動車は、ドローン向けに燃料電池システムを開発しています。日産の燃料電池には、2つの興味深い点があります。 一つはSOFCという燃料電池が使われているところ、もう一つが「メタルサポート」技術を用いていることです。これらについて解説します。 SOFCとは ...
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Fluentの圧縮ファイル形式「.h5」とは

ANSYS Fluentのファイル圧縮形式が、従来「.gz」であったものが「.h5」に変更されました。 ソルバーを2020R1に変更したHPCでfluentを走らせると、.cas.h5と.dat.h5ファイルが出力されます。 .h5とはどのような形式なのでしょうか。...
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CAEを代替する機械学習技術の予兆

機械学習技術がシミュレーション(CAE)の世界を変えると言われている。CAE技術者の中でも機械学習に興味のある人も多い。 その一節が、ある動画で見受けられたので紹介したい。 機械学習、特にディープラーニングでは国内で一番有名なのが松尾豊先生。 ...
技術系読みもの

【書籍】シン・ニホンが示す、データ時代に求められる人とスキル

私は日々1時間近くかけて通勤している。 通勤時間は、Youtubeで動画を見ながらダラダラと時間を潰しているのだが、最近、興味深い動画を見かけた。 安宅というおじさんのプレゼンである。2018年に行われたもののようだ。 このおじさん、かなり有名な人...
技術系読みもの

全固体電池開発研究開発の最前線で何が行われているのか

全固体電池が実用化に近い、と言われ続けて数年経ちます。 全固体電池の研究開発が、最前線で具体的にどのように行われているのか、イメージがつきにくいのも事実です。 今回は、学会誌Sustainable Materials and Technologiesの最近のレビュー...
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